実在した恐ろしい殺し屋! 「THE ICEMAN 氷の処刑人」

心優しき家庭人という表の顔と、冷酷な殺人者という裏の顔をもった実在の暗殺者リチャード・ククリンスキーを描いたクライムサスペンスです。

映画の冒頭で、これは実話に基づいた物語であるって表示が出てマジかよって感じでした。こんな人がいたなんて全然知りませんでした。


あらすじ

ニュージャージー州で生まれ育ったポーランド系のリチャード・ククリンスキーは、マフィアが絡んでいるポルノ映画の海賊コピー製造をしていた。ある夜、納入期限をめぐるイザコザに巻き込まれたククリンスキーは、工場にやってきた強面のギャング、ロイ・デメオに拳銃を突きつけられるが、動じなかったことから度胸の良さを買われる。後日、何の面識もないホームレスを殺すよう強要されたククリンスキーは、仕方なく従ってしまったことから殺し屋としての道を歩んでいくことになる。


ククリンスキーには妻と2人の娘がいるのですが、逮捕されるまで気付かれずにいたなんて、よほど気をつかっていたんでしょうね。だって100人以上殺したといわれているのに、気づかれないなんて…関心がなかったのかな?その前に警察が逮捕しろって話ですけど。

ちなみにククリンスキーは2回の終身刑を受けて、2006年に獄中で死亡しています。ただ、マフィアに関する裁判で証言する前だったことから他殺の疑いもあったそうです。

マフィア映画って暗い感じがして、あまり見ようとは思わないですが、実話だという面で楽しめました。

気になった方はチェックしてみてください。